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引く

ビッグバンドモードです。しばらく続くと思います。ご容赦の程を。

m(__)m


基本、個人練習では音を出してないと練習にはならんですね、当たり前ですが。

より「高く」「速く」「大きく」とか諸々あると思うんですが、それは「練習での目標」に過ぎません。

それをそのままアンサンブルに持ってきても違和感が。


本番で演奏していて「あっ!イカン音が出そう!」って思ったら、その部分を吹かないこともアンサンブルだと思うんです。

「なにがなんても音を出す」てバカリ考えている、個人練習を本番に持ち込むが如く考えているとイカン音になっているのに気づかない。


少人数のアンサンブルや、ソロを沢山やらないと。出来れば録音したり。


「先ずは奏法ありき」

「先ずは楽器やマウスピースありき」

では、アンサンブル出来んと思うんです。


語り尽くされた言葉ですが、

「先ずは音楽ありき。そのための道具。」

でありたいものです。

そうすれば、自ずと「あっ!イカン音が出そう!」てときにスッと音を引ける(小さく出来る)と思うんですね。



アンサンブルの基礎

これも色んな説がありますが・・・


とりあえずアーバン二巻の無伴奏デュエットを何度も二人で練習してみると良いんじゃないかな?と思います。ジャンルや編成や楽器を問わず、です。

そう、デュエット。ドッペルとかっても言うのかな?

やってみると分かるんですが、慣れてないと伴奏がないから音程がシャバダバになること請け合い。

2本だけで吹くから「こう行こう」というのをリードを中心にしつつ敏感にその場その場で察知しながら、音量・ダイナミクス・音質・音程・アーティキュレーションを合わせて行かないと妙ちきりんな音楽になりがち。

技術的な練習も然りですが、なんといっても

「アンテナを敏感に張る練習」

に持って来いです。


もちろん、曲のパート練習も大事ですけど、まぁ概して技術的に難しいものが多い。それよりか、比較的簡単でアンサンブルに集中できる練習をやってみるのもいいんじゃないかなー?て思います。


そう、アンサンブルの基礎って「いかに敏感なアンテナを張れるか?」てことと思うんです。


デュエットや少人数でちゃんとアンサンブルすることに慣れてない人は得てして大人数のアンサンブルも出来ない。逆もまた同じですが。

ヤマハ銀座にでも行けば腐るほど楽譜はあるんだし。


これも色々同じで、「自分はこれは向いてない」「必要ない」「要らん」と結論付けるのが早い傾向にある人は、損してるんじゃないかしら?と思うのです。



実際の音

そうそう、生音というか実際にどんな音で吹いているか?

クリニックを聴講してても、距離が近いとはいえ、客席の音ですし。


客席側で聞いた音と、一緒に吹くというかステージでどんな音で吹いてるかって、かなり違うと思うんです。

例えばショルティとシカゴ響ハーセスって、DECCAレーベルの録音だからあの音になったとも思います。すぐ間近(横)で聞くと例の展覧会の絵の冒頭とか、めっちゃエッジーにアタック強く吹いてます。録音や客席だとアタックが無く、ふくよかに朗々と吹いてるように聞こえます。

GRPの東京公演もDVD版とCD版で全然音の加工が違ってて、CD版だと四人が同様な音色に聞こえるようにイジってる感じがする。生で客席でライブを聞いてないのでどちらが客席で聞いてた感じに近いとかは言えないんですが。

電気を通す通さないとかも色々あります。

PAがある場合にはPAさんもメンバーの1人。腕のいいというか相性がいいというか慣れてる人は、今回はどんな音を志向してるのかな?ということを敏感に察知して上手いこと音を作ってくれる。


いずれにせよ、客席や録音で自分たちが納得する音を出そうとステージやスタジオで日々奮闘精進してる訳です。それはジャンル関係ない。


自分に聞こえる音と向こうの音はジェンジェン違うですし。ハコが変わればまた然りで。プロと呼ばれる人は、その辺が実に慣れている。短時間でスッと音が寄るし。

なので、仕事になると、同じ曲やってるのに中音(ステージの中の音)が実に静かに聞こえて、全然クチビルや身体が疲れないんです。バンマスはじめ、各リード奏者のビジョンが明確なので、言葉で説明しなくても音で分かりやすい。言葉は最低限で大丈夫。

自分に聞こえてる音と客席で聞こえる音は別物、って意識が高く、どう吹いたら自分の意図通りに聞こえるかって引き出しやイメージが豊富。


特に金管は指向性が強く、自分の耳より前にベル、音の出口がある+骨伝導で自分の耳に聞こえてる音と向こうの音が全然違う傾向が強い。自分の声を録音してみると「これ俺の声?やだー」ってなるのと似てます。


オーディエンスとして聞こえた断片的な印象に振り回されて、そのままイメージしてステージで吹いちゃわずに、一旦イメージを捨ててみて、思慮深く色々考えて吹いてみるのは決して損なことじゃ無いと思います。



人の話

変な言い方になっちゃいますが・・・

「人の話はホドホドに」

なのです。なので、以下の話も、話半分に聞いて下さい(^_^;

音楽って言うより、楽器と言うか奏法って言うか、そんな話です。


「誰ソレって名プレイヤーがナニヤラすると良いって言ってた」

って話って、色んな現場で良く聞く話ですが、チョッと危険な香りを孕んでるように思います。例えば、ですが、

「エリック・ミヤシロ氏はものの本でインターバルもマウスピースをクチから離さないんだって。そのほうが良いって書いてあった」

と。確かに本でそのような趣旨を述べていますし、確かに彼は休符の小節もズッとマウスピースをクチに当てて吹いているように見えます。が、1曲徹頭徹尾どんな曲でも必ず、という訳じゃ無いです。

それが口伝えに「マウスピースをクチから離しちゃイケナイ」みたいなニュアンスになって一人歩きし、それを盲信しちゃう人が多数。


そんな話しは昔もありました。

「ジャズを吹くと音が汚くなる」

なんて話は、つい30年前までホボ定説でした。

確かに「ジャズとはトニカク馬鹿みたいに叫ぶように吹けばいいのだ」と解釈してそう吹けばそうなるかも知れません。でも、ちゃんとやってみれば、そんなことは全然無い訳で。

逆もありましたね「ジャズ吹きがクラシックなぞ吹こうものなら腑抜けたような音になってまうぞ」なんても。クラシックをただフンワリと吹くだけの音楽、というのは全くもって違います。


こんな話もまだ聞きかじります。

「マウスピースをクチビルに押し付けちゃならん。楽器を吊るして練習するとイイって聞きました」

と。一理あるっちゃあるし、無闇に押し付けないほうがソリャいいんですが、必要な動作でもあります。

ただ、それを定量化出来るものじゃない。無闇というのも人や曲によりけりで。

定量化出来ない単位(この場合感覚)を無理やり定量化しようとしても無理があります。それを一義に単位も明確にしないまま「絶対に押し付けるな」というのはどうなんでしょう?


「音程にはそれぞれに合致したシラブルがある」

というのも半ば不思議です。必ずその口の中の断面積が維持できているのでしょうか?よしんば維持出来ていても、振動しているクチビルの手前で断面積が大きくなっていたら、流速の高いエアーならハイトーンが出る、という理屈からは遠ざかります。

どんな圧力に屈しない強力なポンプによって水が勢い良く出てるゴムホースの途中を押さえても、出口から出る水の速度と量は変わりません。また、人間の肺はどんな条件下でも全く同じ圧力でエアーを吐き出せるとも限りません。

音量との関係はどうなるのでしょう?

イメージとして高い音へ行くときはシラブルは狭いほうが良い感じがしますが、では、音量を上げてかつ高音へ行くにはどうしたら?その時のアパチュアは?


かように、奏法やらの話になると「単位」や「前提条件」が余りにも違う状態を、さも「定量化された科学理論」のように語られることが往々にしてあります。

しかも口伝えにニュアンスも変わってきたり。


なので、「人の話はホドホドに」と思うのです。


・・・と、こう書くとまるで僕が「師匠の言うことを全く聞かない悪い弟子」の如くですが(笑)、そうでもなかったと思います。

出来の悪い弟子、ではありましたが(笑)

音大時分は師匠の言うことに必死に食らいついて何とかして自分のものにしてやろう、と、そればかり考えて練習を続けていました。今も脳裏に焼き付いて離れない話も沢山あります。


例によってとっ散らかって来ました(笑)


なんというか、こう、「断片的な情報だけをかき集めて取り入れるて盲信するのは、どうなのかしらん?」と思うのです。


飲んだり食ったりしてるとき、あまりこの手の話をしない方なのですが、話が長くなりそうで申し訳ないので、積極的にはしないのかも知れません。



イメージトレーニング

仕事柄何かしら毎日吹くし、家にも24時間吹ける環境がある。オーディオかけながら練習も出来る。グランドピアノもあるしで自分は環境的にとても恵まれてると思うです。

でも、自分がみさせていただいてる個人・グループ・バンドの皆さんの殆どが存分に練習できる環境に無い方。本番や全錬ばっかりやったからと上手くなる訳じゃないし、バンドに入っているとは言っても学生時分とは違い、多くて週に一回数時間の練習。

1日24時間、1週間で168時間。1日8時間勤務5日して8時間寝てるとして使える時間は1週間で72時間。通勤移動食事風呂諸々が仮に1日4時間平均として引くと、週に44時間。丸2日も無いんです。毎週末音楽に費やす訳では無いと思いますので、それを引くと20時間がイイトコロではないでしょうか?

時間貴重です。


そこで、移動中やらチョットした余暇時間に、楽器を使わないで出来ることって何か無いかな?と考え、主にバンドに入ってる人を想定し、思うがままに挙げてみます。

以下挙げることが正論かどうかは全然わかりません。


  1. デモ音源を聴き込む
  2. 楽譜を見ながら指(ポジション)の練習
  3. デモ音源を聞きながら自分のパートを口ずさむ
  4. 自分の演奏(含:個人練)の録音を聞く
  5. ブレスのトレーニング
  6. タンギングのトレーニング
  7. リズムトレーニング

他諸々

と結構ある気がするんです。以下にチョッと補足してみますね。


1.
もうこれは各々やってると思うんですが、今やiPodなりiPhoneなりスマートフォンでプレイリストでも作って移動中でも聞けると思うので、セットリストをとにかく先ずは聞きこむ。何百回聞いても良いと思います。

特にボーっと聞くんじゃなく注意深く聞いたり気になるところはチョッと巻き戻して聞いたりすると良いこと請け合い。流し聞き厳禁です。

聞きながら楽譜を読む、っていうのも繰り返して練習する。英会話のレッスンでヒアリングしながら文章見るのと似ていないでもない。


予算に余裕があるなら、以下に2つのヘッドフォンをオススメしますが、練習の参考に、ということであれば「高解像感」のものが良いと思います。

移動中に聞くのであれば、3000円くらい以上のカナル型をお勧めしたい。

今自分が使ってるのはコレ。あれ?買ったときは3000円くらいだったんだけど随分高くなってら。。。

移動中に聞くんであれば外からの遮音性能が高いものが良いと思います。折角の高解像感が外来ノイズで埋もれては勿体無いです。

いずれにせよ、iPhoneなりiPodに付いてきてるヘッドフォンは解像感の点ではオマケ程度と思っていただいたほうがいいです。(意外にもまとまりは良かったりするので普通に鑑賞するには、とても良いです)

31h2Z4E1wSL

でもって家ではMDR-V6っていうのを使ってます。

一万円切ってます。スタジオ定番のCD-900STと遜色ない傾向と言っていいと想います。楽しく聴かせるタイプのヘッドフォンじゃないし賛否両論あるんだけど、とにかく音の分解能が凄い。細かい音まで聞こえすぎて演奏者が意図してるバランスじゃ無い感じで聞こえることも多いのですが、逆にその超高解像感がモニタ用たる所以で。

41373ws+Y0L

「聞く機械なんて関係無いでしょ?」というご意見も尤もなんですが、聞こえ方が一般民生用とは全く違うので、音楽の印象やニュアンスが相当変わります。

とにかく、かなり細かいニュアンスまで分解して聞こえるので「あ、ココはこう吹いてるのか!」とか発見出来るかもしれません。(繰り返しますが、このヘッドフォンが最高に「イイ音」という訳ではありません)

この解像感と周波数特性と過度応答特性を全音域で部屋で実現しようと思うと、数百万円の投資が必要な場合があります。音場や定位、趣味性(好み)を除けば超高CPと言えます。

損無しです。



2.
も結構やってると思うんですが、やはり漫然と楽譜を眺めて指の練習をしてるだけじゃぁ時間が勿体無いと思います。面倒ですが、どうせやるなら、やはりメトロノーム(出来れば楽器も)を使って指の練習して損無し。

出来ないところは速度を変えてユックリから段々速くしたり。これ速いパッセージを練習する定石です。

デモ音源の速度はAmazing Slow Downerっていう便利なiPhone, Mac, PC, Androidアプリがあるので、それで好きなだけテンポを変えられます。任意の曲をインポートするだけ。任意の部分をタップで指定してリピートも出来ます。1000円くらいのアプリじゃないかしら?

必携っす。

ついでに指の練習をしつつ、クチで「tu tu tu-」なんてタンギングもしながら練習すればなおヨロシいかと。

テンポも例えば♩=210なんて書いてあったら、メトロノームを210で練習するのは基本ですが、半分の105でin 2 で練習、もしかしたら52とかで小節の頭だけ出して練習するのも良いかもしれません。

テンポ一つとっても、色々な練習方法があります。



3.
は、意外とやってない人が多い気がします。

音痴になっちゃっても構わないんで、自分のパートをフンフンフーン♪なんて歌うのって、音程を想定するとか凄くためになるです。リードパートであればデモ音源で聞こえやすいのですが、2nd, 3rd, 4th ってなると聞こえないことが多いですから、リズム隊なり他のパートを聞いて自分のパートを歌える(予想できる)かどうかがキモです。

繰り返しますが、最初は凄く難しく感じると思うし、全部を歌おうと思わなくって良いんです。出来るところだけでもイイ。

やっぱりコレもAmazing Slow Downerとか使ってデモ音源のテンポを落として段々上げるとかしてみると凄くいいと思います。

基本、口ずさめるものは必ず吹けるようになります。

反対に、周りの音を聞いて自分が吹くべき音程やタイムやニュアンスが掴めなかったら、永遠にその音は吹けないと思います。



4.
これは勇気が要ることですね(^_^;

自分が最近買ったのはコレ。8000円くらい。チョッと前まで二万だ三万だ、てしてたのが嘘のようです。アナログ部分をコストダウンしているようなので正直マイクの性能やら音質を言い出したらキリがないんですが、リハを録音して反省するには十分。

1GだったかのmicroSD付いてるし、電池は単三2本で15時間。電池は勿体ないのでエネループ推奨です。なんだかんだ単三って家の中で使うので無駄にはならんです。

81pksZwmYBL. AA1500

もし買う余裕が無かったらスマホの録音機能でも良いんですが、大きな音量の楽器だとマイクの物理的なピークを超えちゃってバリバリ言うので何吹いてるか分からないです。

で、リハ録音。

理屈の上では距離の二乗に反比例して音量は小さくなるし、楽器そのものにも強い指向性があるし、この手のマイクは無指向性と言って全方位の音を拾おうとするタイプ。(普通のは指向性マイクと言って軸上のごく狭い範囲の音を拾うもの)

そんなこんなで置き場所で全然音が変わっちゃうんですね。自分の前に置くと自分の音が一番大きく聞こえます。それでは他の人の音は全然分からない。バンド全員の音をバランス良く録音するためには体系や距離が必要でカット&トライを繰り返さないとイケナイ。

リハの時間が勿体無い(笑)

なので、理想を言えば1人1台、無理ならスマホでも無いより良い、チョッと録音して聞いてみましょう、と思うのです。

録音を聞くと殆どの人が「自分の気になってる悪いところ」に耳が行く傾向があります。だから殆どの人が「録音聞くのを嫌がる」ようです。ですが、何度も録音を聞いてるうち、かならず「あれ?ココはいけてね?」って部分が出てくるもんです。

良いところも悪いところもひっくるめて、録音して損無し、です。

これに1.のヘッドフォンを組みああせてみると様々な発見が’あること請け合い。これも損無しです。

もちろん、個人練の自分の音を録音して聞くのも、これまたとても良い練習になるのは言うまでもありません。



5.
これは日常生活で通常やることのない、深く息を吸う・止める・吐く、ってことをすれば良いかと。やったから上手くなるかどうか分からんですけど、まぁ運動をやらない人は特にやっても損は無いんじゃないでしょうか?

素早く大量に吸う、っていうのもポイントかもしれません。またテンポで吸うっていうのも案外出来てなかったりするところもあるので指の練習するときにも意識しておいて損無し、です。

次のテンポが感じられないような吸い方していたら、やっぱりテンポ感やタイムもイイカゲンな演奏になります。

スポーツと共通する点もあれば、スポーツとは違う点も感じます。



6.
で、5.ついでにタンギングもエアーでやっておくといいんでは?と思うのです。指の練習のところで「tu tu tu- とかやるとえんでない?」と書きましたが、タンギング単独でやっておくと良いと思います。

金管だったら、十六分音符♩=120までシングル、120以上でダブル、160以上でトリプル、とか。各自目安をハッキリさせておくと習得が早いです。数値目標もなくヤミクモに速い速度で練習していても速いタンギングは永遠に習得できないと思います。

速いタンギングに限らず、メトロノームが無かったら思ったように舌を動作させることは出来ないでしょう。

舌も筋肉と神経のカタマリなので使わないと反射やらドンドン遅れてきます。

サックスとかリードを使う楽器はクチの中にモノが入っているのでチョと違うかも知れませんが、まぁ無駄にはならないんじゃないかな?と。



7.
もうこれはですね、音楽を演奏するとき、本当は一番大事かもしれんです。私ら管はナイガシロにしがちなところ。

「ドラム聞いて数えてりゃ合うだろ?」「デモ音源聞きまくってるから合うぜ」では絶対にタテは合わんのです。

318nF2LO+IL. AA300

で、とりあえずメトロノーム買っておきましょう。ゼンマイ振り子の普通のを家用に。外用はデジタルの小さいので良いと思いますが。

(ちなみに、↑これ左を基準にすると右が少し速いのは分かります?)

あ、で、振り子式メトロノーム。

facebookでもブツブツ言ってましたが、振り子式のメトロノームは「カチ」っと音がなる瞬間、振り子が速く動くのは分かるでしょうか?

この加速度がとても大事なのです。とても自然に感じて、僅かにビッコひくメトロノームでも振り子式のほうがはるかに練習しやすい。指揮ととても似ているんです。次の拍の頭を想定しやすいからだと思うんです。

これは自然なタイムを体得する上で最も重要なことかもしれません。


外用も含め、電子式のものは三連符や16分音符も出るのが望ましいです。定番ドクタービート。(振り子エミュレートしてますが、やっぱりチョッと不自然です)

51K8ESV49YL

とメトロノームが揃ったところで、何でもいいのでメトロノーム掛けながらリズムパターンを手で打つ、とか、自分の楽譜を口ずさむ、とか良い?


デモ音源をかけて一緒に演奏してみると良くあることなのですがダンスで言う「早取り」の如く敢えてテンポより早目に突っ込んで格好良くしているところや、いわゆる「レイバック」で敢えて8分音符を三連符が如く吹いてバシっと決めているところを様々感じます。

デモ音源通りのタイムで演奏する必要は無いのですが、それを感じ取れるかどうかは演奏を大きく左右します。

「メトロノームに合ってるから合ってるんだもん!」というのは大きな間違いだと思います。メトロノームに合わせて掴める、というのはスタートに過ぎないです。



後書き 余談

まぁなんだかんだと思うがままに挙げてみました。

私の言うことが完全に正解、とは思えませんし、中には異論反論あると思います。特に「楽器を使わないでエアーやタンギングの練習なんてやっても無意味」というご意見もあると思います。

が、「どうしよぅ出来ないよー」と嘆く前に楽器を使わずとも、これだけの練習が出来る可能性があるんではないかな?と思うのです。

暫くやってみて必要ない、もしくは無意味、あるいは有害、と思えばやらなければ良いのではないでしょうか?


話はまたちょっと変わります。高価になってしまいますが、もしオーディオに興味があり「よく使われているものを」というのであればYAMAHA 10M も一つの選択肢に入ってくると思います。殆どのスタジオにチョコンと在るアレです。

A50

ですが、実は10Mって生産中止でオークションでコンディションの良い物が減ってきているようです。

となると、高域にちょっと癖を感じるんですが、解像感が高くパワーアンプ背負ってある程度特性保証されて、かつ安価でオススメしたいのは、ベリンガー B2031A

behringer b2031a

本格的なスタジオには配備されてませんが、音源を「高解像度で検聴」するのには良いと思います。パワーアンプ背負ってるので、iPodなどを挿すだけで聞けます。挿すときバチバチって言いますが、一応高域リミッターもあるようなので、損壊には強いはずです。

低域のベースやバスドラもボワボワせず形が見えて低域最低限界も50Hzくらいまで伸びてるので十分。(10Mはそこが弱い)

定番で「ジャズはJBLで聞かなきゃジャズじゃない」みたいな言われ方することも多いのですが、楽器が何本も買えるくらい高価なものが多いです。


後はiPadです。

どうでしょう?1日にどのくらいの時間楽譜読んでますか?

iPadがあればドコへでも楽譜を大量に持ち歩き失くすこともありません。また今度の曲以外の楽譜を眺めることも出来るわけです。少しでも長く楽譜を読む時間を設けると良いと思います。

original

スケール一つだって全然良いと思います。普段使ってるエチュードをスキャンして入れて眺めるのも大変役立ちます。

音楽の文盲になってやしませんか?

文字が読めなくても言葉が喋れればコミュニケーションは出来ますが、大人数と共通認識を持つ、意思の疎通を図る場合、言葉だけでは難しい。文字と楽譜は似ているんじゃないでしょうか?

「ジャズ・ミュージシャンには楽譜読めなかった人も多いんでしょ?」

確かにバディ・リッチも楽譜読めなかったらしいですが、楽譜の読める影武者を立てて彼に叩かせ、それを聞いて覚えたそうです(又聞きですが)。

また、楽譜の読めない云々というのは所謂コンボなどのソリストのプレイヤーに多いんではないでしょうか?

確かに楽譜が無くても何とかなった人も多いのですが、でも「ジャズを演奏する誰しもが楽譜なんて読めなくてもチャンと吹けるものなんだ」と曲解しないで欲しいところです。

非Retina DisplayのiPad2でも楽譜をパラパラ読む用途ならCPUもまぁ大丈夫。オークションとかで二万円くらいですかね?自分はiPad3現行のiPad4なら尚ヨシですが、お値段もそれなり。

iPad miniはチョッと見ながらの練習だと小さくて厳しいかもしれんですが、新品でも28800円。なにより300gと軽いのがイイですね。ちなみに普通のiPadは700g。

いずれも楽譜を読むだけなら一番少ない容量で問題無しです。


それと、完全に歌えなくて構わないんですが、例えばこのCmaj7を聞いて「ドー」とか「シー」とか歌えます?

こういういわゆる和音から狙った音を感じる力がアンサンブルではとても大事です。

完璧な音程で歌えないまでも、少なくとも楽器では周りの音程の上下によってアンサンブルが成立するように自分の音程を意図的に変えられないと「上手感」が全然出ません。

どんな名手でも管楽器は「完全にピッタリな音程で徹頭徹尾演奏は不可能」

曲中は結構音程が不安定です。各セクションのリードは出来るだけ正確に吹こうとしますが不可能なので、変に聞こえない範囲で「ココは高目に」「ココは低目に」と妥協します。そこへサイドや周りが付いてこれなかったら、アンサンブルは成立しません。

ただの「音の出し合い」で終わっちゃう。

「ハイトーン合戦」「音量合戦」になってしまうと、のど自慢以下な演奏に。実にみっともない。


フラジオ、High C 超のハイトーン、大音量や強いアタック、広いダイナミクスは管楽器独特の魅力でもありますが、魅力の「一部」に過ぎません。




エラそう


音楽だー楽器だーマッピだー、とエラそうなことばかりでスミマセン。

チョッと諸々思うことありで、書きためておきたかったのです。


三度もあった命を落とすほうが高い確率の病気や手術のため、思うように楽器が思うように演奏できるように鳴ってきたのは、実はこの五年くらい。


年齢のこともあり(現47歳)チョッと焦ってるのかもしれません。




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